月の満ち欠け:8つの形の名前と順番としくみ
月の8つの形を順番に紹介。月が形を変えて見える理由、周期の長さ、北半球と南半球での見え方のちがい、懐中電灯とボールでできる実験もあります。

ぼくは毎晩、月を見上げます。すると毎晩ちがう形です。きのうは細い線、今日は少し大きなかたまり、1週間後にはまん丸で明るい月。でも月の大きさが変わっているわけではありません。変わるのは、光っている側がどれだけ見えるかです。
この記事では、月の8つの形を順番に紹介し、そうなる理由と周期の長さを説明します。家で満ち欠けが再現できる、懐中電灯の実験もあります。
月の形が変わって見える理由
月は自分では光らず、太陽の光を反射しています。月の半分は、いつも太陽に照らされています。1か月のあいだに変わるのは、月が地球のまわりを回るにつれて、その照らされた半分のどれだけが地球から見えるかです。
月の8つの形を順番に
- 新月:月が地球と太陽のあいだにあり、光っている側が反対を向いている。ほとんど見えません。
- 三日月(満ちていく細い月):細い光の線が現れます。
- 上弦の月:新月から約1週間後。円盤の半分が光っています。
- 半月より丸い月(満月に向かう):半分より多く光っていて、もうすぐ満月です。
- 満月:円盤全体が光っています。
- 半月より丸い月(満月のあと):光が減りはじめます。
- 下弦の月:またちょうど半分が光っていますが、光っているのは反対側です。
- 細い月(新月に向かう):次の新月の前に、また細い線になります。
光っている部分が増えていくことを「満ちる」、減っていくことを「欠ける」といいます。
周期はどのくらい?
ある新月から次の新月までは約29.5日かかります。「1か月」という考え方は、ここから来ています。新月、上弦、満月、下弦の4つの主な形は、約7日ずつあいだをあけて訪れます。
北半球と南半球では見え方がちがう
月はだれから見ても同じ月ですが、半球によって見た目が変わります。
- 北半球(日本もこちら)では、満ちていく月は右側から光ります。
- 南半球では、満ちていく月は左側から光ります。
月のおもしろ豆知識
- 月は、いつも同じ面を地球に向けています。
- 地球から月までの平均距離は約38万4千kmです。
- 月は海を引っぱり、潮の満ち引きを起こします。
- 満月と新月は、地球・月・太陽が一直線に並ぶときで、潮の動きがいちばん大きくなります(大潮)。
実験:懐中電灯とボールで満ち欠けを再現
- 暗い部屋で、点灯した懐中電灯を机に置く。これが太陽です。
- ボール(発泡スチロールや丸めた紙)を、懐中電灯から少し離れたところで顔の前に持つ。ボールが月で、あなたの頭が地球です。
- ゆっくり体を回して、ボールが自分のまわりを回るようにする。
- ボールの光っている部分が、新月、三日月、満月、そして欠けていく月と変わっていくのを観察する。
Lumoraで空を照らそう
Lumoraのモットーは、英語で「Light up the sky, one word at a time」(ひと言ずつ、空を照らそう)。浮かぶ島ごとにヒントと見つける単語があり、ホーム画面には次のレベルを始めるボタンが出ます。Lumoraは言葉のパズルなので、画面や単語は日本語には対応していません(英語・ポルトガル語・スペイン語で遊べます)。

Polarzinhoひと言ずつ、空を照らそう。ぼくは1晩に月の形をひとつ照らすよ。

よくある質問
月の満ち欠けにはどんな形がありますか?
新月、三日月、上弦の月、満月に向かう丸い月、満月、満月のあとの丸い月、下弦の月、新月に向かう細い月の8つです。
月の満ち欠けの周期は何日ですか?
約29.5日です。
「満ちる」とはどういう意味ですか?
月の光っている部分が増えていくことです。
満ち欠けは地球の影のせいですか?
いいえ。満ち欠けは、月の光っている側をどの角度から見るかで決まります。地球の影が原因になるのは月食だけです。
さあ、やってみよう
今夜、月を見て、どの形か言ってみましょう。満ちていく月? 欠けていく月? 光っているのはどちら側かな?

