ガイド

ARPUを上げるには:プロバイダーのゲームVAS活用法

ARPUとは何か、付加価値サービスがプランの価値を高める理由、そしてゲームにない機能を約束せずに、カジュアルゲームをプランやキャンペーンに活かす方法を紹介します。

インターネットプロバイダーの店舗で、Polarzinhoがアニメ風の動物の家族を手伝い、光る3段のプランの階段を上らせています。上の段ほどゲームのアイコンが増えていきます。

ARPU(Average Revenue Per User)は、加入者1人が1か月に平均していくら支払っているかを示す指標です。計算は簡単で、月間売上を加入者数で割るだけです。速度だけではプランの差別化ができなくなった今、顧客を失わずにARPUを上げることは、どのプロバイダーにとっても課題です。

このガイドでは、付加価値サービス(VAS。ブラジルではSVAと呼ばれます)がこの計算のどこに関わるのか、そしてカジュアルゲームがどう役立つのかを、ゲームに実際にある機能だけを使ったプランやキャンペーンのアイデアとともに紹介します。

付加価値サービスがARPUに効く理由

  • 上位プランを選ぶ理由になります。大きなプランほど多くのサービスが付きます。
  • 同じ速度のプランに違いを出せます。
  • 回線以外にも、加入者が毎日使えるものを提供できます。
  • プランの価格を変えずに、1年を通じてキャンペーンを打つ余地が生まれます。

ただし、付加価値サービスが価格を支えるのは、実際に使われている場合だけです。誰も開かないアプリでは、契約更新のときに顧客を引き留められません。

ゲームを使ったシンプルなプラン3案

エントリープランにゲーム、上位プランにはさらに多くのゲーム

すべてのプランに1〜2本のゲームを入れて全加入者に知ってもらい、上位プランではより多くのゲームを用意します。加入者は試しに遊んでみて、プランを上げる理由を見つけます。

ファミリーパック

カード、言葉、ボード、スポーツなど、年齢の違う家族に向けたゲームを、アプリやテレビで。家庭の通信契約を決める人に響く訴求になります。

自社ブランドのゲーム

ライセンスはホワイトラベルに対応しており、ゲームの中に自社の名前とカラーを表示できます。加入者は、余暇の時間と自社のブランドを結びつけて覚えてくれます。

1年を通じたキャンペーン

ゲームがあれば、値下げをしなくても発信の話題が生まれます。ゲームにすでにある機能を使ったアイデアをいくつか紹介します。

  • デイリーチャレンジ:日替わりのチャレンジやパズルがあるゲームは少なくありません。今週のチャレンジを自社のSNSで紹介しましょう。
  • 家族のイベント:自国のこどもの日や学校の長期休み、年末年始に合わせて、ボードゲームやカードゲームを前面に出します。
  • サッカー:駒を指ではじいて遊ぶ、各国代表チームが登場するサッカーのボードゲームは、大きな試合の日の前後に話題を提供してくれます。
  • ウェルカム:最初の1か月で、新しい加入者にアプリのどこにゲームがあるかを案内します。

効果を確かめるには

  • 同じプランでの、施策前後のARPU。
  • ゲームの多いプランに移った加入者の数。
  • ゲーム付きプランとゲームなしプランの解約数の比較。
  • アプリ内のゲームコーナーへのアクセス数(自社アプリで計測できます)。

まずはここから

小さく始めましょう。異なる層に向けて3〜6本のゲームを選び、自社アプリや会員ポータルに置いて、ローンチキャンペーンを実施します。3か月間計測してから、拡大するかどうかを判断します。

自社向けのゲームを選ぶ

VAS(SVA)とは:プロバイダー向けガイド

よくある質問

ARPUとは何ですか?

月間売上を加入者数で割ったものです。顧客1人が1か月に平均していくら支払っているかを示します。

ゲームで解約は減りますか?

使われていれば、加入者が契約を続ける理由が1つ増えるので、助けになることはあります。ただし保証はできません。解約数を施策の前後で計測してください。

技術チームは必要ですか?

ゲームのファイルをサーバーに公開し、自社アプリや会員ポータルにリンクを置く担当者が必要です。ブランドに合わせたカスタマイズは、自社チームで行うことも、別途お見積もりでご依頼いただくこともできます。